ジョン・バーニンガム(John Burningham)
1936年イギリスのサリー州に生まれる。若いころは、兵役を拒否し、さまざまな仕事をしながら世界中をまわった。その後、ロンドンにある美術学校に通いながらイラストの勉強をし、ポスターなどを描いていたが、はじめて手がけた絵本『ボルカはねなしガチョウのぼうけん』でケイト・グリーナウェイ賞を受賞、絵本作家として鮮烈にデビューした。その後『ガンピーさんのふなあそび』で再度受賞し、この賞を2度受賞したはじめてのイラストレーターとなる。『ガンピーさんのドライブ』『おじいちゃん』『ねんころりん』『旅するベッド』『エドワルド せかいでいちばんおぞましいおとこのこ』など多数の作品を発表しており、いま、世界で最も注目されている絵本作家のひとり。夫人は著名な絵本作家であるヘレン・オクセンバリー。
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ジョン・バーニンガムさんの作品ピックアップ
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ねえ、どれがいい?
作:ジョン・バーニンガム 訳:松川 真弓
出版社:評論社
税込価格:¥1,650
ISBN:9784566001985
ねえ、どれがいい? 「お城で食事、気球で朝ごはん、川でおやつ。」こんなのは、どう? 「二千円でトゲのあるいばらに飛び込むのと、一万円で死んだかえるを飲み込むのと、二万円でお化け屋敷にとまるのと。」子ども達が真剣に悩む、究極の質問が次々と!夢と遊び心たっぷりの数々の場面を見ながら、会話がどんどん生まれますよ。
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ボルカ はねなしガチョウのぼうけん
作・絵:ジョン・バーニンガム 訳:木島 始
出版社:ほるぷ出版
税込価格:¥1,650
ISBN:9784593503070
バーニンガムの記念すべき第1作目はボルカという名前のガチョウを主人公にしたこの絵本。羽のないガチョウのボルカは、ほかの兄弟たちに仲間はずれにされ、飛ぶことも泳ぐこともできないうちに、ひとりぼっちになりました。そこで・・・。
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いつもちこくのおとこのこ−ジョン・パトリック・ノーマン・マクへネシー
作:ジョン・バーニンガム 訳:たにかわ しゅんたろう
出版社:あかね書房
税込価格:¥1,650
ISBN:9784251005175
ジョン・パトリック・ノーマン・マクへネシーはお勉強しに出かけますが、いつも遅刻してしまいます。その理由とは?・・・先生はまるで信じてくれないのですが。
色々な読み方が出来る絵本だけど、子どもがこの絵本に出会った時の嬉しそうな表情をみれば、バーニンガムが子どもの心を代弁していることは一目瞭然!?
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おじいちゃん
作:ジョン・バーニンガム 訳:谷川 俊太郎
出版社:ほるぷ出版
税込価格:¥1,815
ISBN:9784593501953
おじいちゃんと孫(女の子)の会話は、傍から見ているとちぐはぐで成り立っていないようでいてちゃんと通じ合っています。その言葉や間がひとつひとつ女の子にとって宝物のよう。
おじいちゃんといる時のおおらかな雰囲気や自由なふるまいがお互いの存在の大切さを物語っているのですね。老いについて、死についてすがすがしく描き出しています。
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アボカド・ベイビー
作:ジョン・バーニンガム 訳:青山 南
出版社:ほるぷ出版
税込価格:¥1,760
ISBN:9784593503001
何も食べたがらない赤ちゃんに、母さんは困っていました。ある日、アボカドを食べさせてみると……。みるみる元気で丈夫なスーパー赤ちゃんに大変身!その痛快な活躍っぷりを読んでいると、読んでいるママも元気をもらえそうなユニークな絵本です。
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ガンピーさんのふなあそび<新版>
作:ジョン・バーニンガム 訳:みつよし なつや 光吉 夏弥
出版社:ほるぷ出版
税込価格:¥1,760
ISBN:9784593101825
ガンピーさんが、小舟に乗って出かけます。「いっしょに連れてって」と最初にお願いしたのは子どもたち。「いいとも」とガンピーさん。「けんかさえ、しなけりゃね」と言いました。次にお願いしたのは・・・。美しく穏やかな風景と、おおらかなガンピーさん。そして、なにかを予感させる絵本らしいやりとりと展開。このゆったりとした時間のちょっとした出来事こそが、このお話の魅力です。
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ALDO・わたしだけのひみつのともだち
作:ジョン・バーニンガム 訳:谷川 俊太郎
出版社:ほるぷ出版
税込価格:¥1,760
ISBN:9784593502806
本当につらいことがあれば、いつだってアルドがたすけにきてくれる……少女の孤独な心をささえる、豊かな想像力。見えない友だちアルドはだれの心のなかにもいるのかもしれません。
子どもの想像力とは、時にはその子自身までをも助けてくれるのです。
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くものこどもたち
作:ジョン・バーニンガム 訳:谷川 俊太郎
出版社:ほるぷ出版
税込価格:¥2,200
ISBN:9784593503681
アルバートは、山登りの途中、がけから落ちてしまった。でも、アルバートはうんがよかった。くものこどもたちがアルバートを受けとめてくれたのだ。みんなで、くものボールで遊んだり、くものりレースをしたりして楽しくすごしていたのだが……。
写真と絵が組み合わさったコラージュの表現が、この不思議なお話をより幻想的な世界へ連れて行ってくれるようです。
ジョン・バーニンガムさんの作品のみんなの声
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主人公の男の子が「どれが いい?」と究極の選択を迫ってくるお話です。
大人にとっては真剣に考えてしまうとどれも嫌な気がしてしまいますが、読み聞かせをしていた子どもたちはパッと選択していました。・・・続きを読む
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タイトルに惹かれ読みました。
小さい子って戸棚の中のものを
全部出して遊ぶのが好きですよね。
そこに自分が入ったりして遊びますね。
そんな感じの内容でした。
あ〜こんな頃・・・続きを読む
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のどかな情景の中でゆったりとした 時間の流れを感じるお話でした。
ガンピーさんの誰でも受け入れる寛容さが印象的でした。
もし私だったら無理だし、断るし、船がひっくり返ったら冷静ではいられず、怒って・・・続きを読む
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「ねえ、どれがいい?」の悩ましい選択・ふたたび、です。
ページをめくるたびに「どっちがいい?」と聞いてくる、
その内容が、ディープになっていきます。
どっちも選べない・・というか
どっ・・・続きを読む
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「もしもだよ…」男の子の問いかけでスタート…
ページをめくれば…うれしくないし、
考えたくもない「どれもイヤ」としか
答えられない二択から六択の選択を迫られます…
そんな本のどこが面白い・・・続きを読む
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