1907年埼玉県生まれ。1951年に「ノンちゃん雲に乗る」で文部大臣賞受賞。1953年児童文学に貢献したことにより菊池寛賞受賞。童話に「三月ひなのつき」「山のトムさん」福音館書店、絵本に「くいしんぼうのはなこさん」「ありこのおつかい」(以上福音館書店)、翻訳に「クマのプーさん」「たのしい川べ」(以上岩波書店)など多数。
翻訳作品には、「うさこちゃん」シリーズや「プーさん」、「ピーターラビット」シリーズや「ちいさいおうち」、その他多数。ちょっとあげるだけでも聞いた事のある絵本ばかり。気がついたら、私達は石井桃子さんの言葉を読んで育ってきた事に気づかされますね。
静かな田舎に、ちいさいおうちがたっていました。まわりに工場ができ、にぎやかな町になるにつれて、ちいさいおうちは、白いヒナギクの花の咲きみだれるいなかの景色をなつかしく思うのでした。静かだけど心にしみてくる文章も魅力的。
うさぎのふわふわさんとふわおくさんが、仲良く暮していました。ある晩、天使がやって来てふわおくさんに「もうすぐ赤ちゃんができますよ」と言って飛んで行きました。優しい言葉の心地よい文章は、きっと知らず知らずのうちに耳に残るのでしょうね。
マグレガーさんの畑で野菜をたべていたピーターは、追われて逃げるとき大事なうわぎをぬぎすててきました……。世界中で愛され続けているピーターラビットの絵本の第一作目です。ポターが飼っていたウサギがモデルだったそうですよ。
リゼットおばあさんの家に住んでいる子ねこのぴっちは、ほかのきょうだいとはちがうことをして遊びたいと思いました。ところが、アヒルのまねをして池で泳ごうとして、おぼれてしまいます。
ある日、サリーはお母さんといっしょにこけもも山に、こけももを摘みに行きました。一方、山の反対側では、小熊とお母さん熊が冬眠に備えてやはりいっしょにこけももを食べに来ていました。サリーの思いがけない経験とは?
冬ごもりの季節を前に南へ向かう渡り鳥を見たこぐまのくんちゃんは、自分も南の国へ行ってみたくなり、お母さん、お父さんにお願いします。幼い子どもの冒険をあたたかく素朴に描きます。
地球上にいきものが誕生してから、わたしたち人間の時代になるまでの、長い長い生命の発展の歴史を物語ります。詩情あふれる文章とユニークなさし絵からなる、圧巻の絵本。
アリのありこはおつかいの途中、道草をくったばっかりにカマキリにのみこまれ、そのカマキリはムクドリに、ムクドリはヤマネコに……。楽しいぐるぐる話が絵本になりました。
おかあさんねこが見ていない間に、ちいさなねこが部屋から抜け出し、走り出します。子どもに捕まりますが、こねこは子どもの手をひっかいて逃げ出します・・・。常に広い世界へと、憧れを抱く幼いものの気持ちが的確に表現されています。
語りつがれた日本の民話の中から、「なぜ?」のおはなし3つ。「おそばのくきはなぜあかい」「おししのくびはなぜあかい」「うみのみずはなぜからい」。初山滋氏の美しい幻想的な画面が子どもの夢を広げます。
クリストファー・ロビンが、プーやコブタなど大好きなおもちゃの動物たちとともにくりひろげる魔法の世界は、だれもが幼い時に一度は住む世界です。イギリスの詩人が小さい息子のために書いた傑作。
Oちゃんは、いま5歳。スウェーデンのノルチェッピング市にある古めかしいアパートに住む、ピップ・ラルソン家の七人兄弟のすえっ子です。なかなかおませで、おにいちゃんやおねえちゃんがやることは自分もやってみたいという年ごろ。それでいつもまわりの兄弟やおとなたちを楽しませています。楽しませるなんてつもりは、Oちゃんにはないのですけどね。
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