
あめがふってきたらちょうちょうはどこへ隠れているの?情緒溢れる美しい絵に歌う様な文章で、静かな雨の日の小さな生き物達の様子を描いています。 梅雨の時期の夜には毎晩読みたくなるような、見るのも聞くのも心地いいロングセラーです。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)

雨がふるとき、ちょうちょうはどこへいくのかしら? はねがぬれたらとべないでしょうに……。静かな雨の日の、小さな生き物たちの姿を、詩情豊かに描いたロングセラー絵本。

雨が降ってきたときの動物たちのようすを、詩のような文章と、青を基調とした色彩でえがいています。
読めば読むほど、雨の日の静かな落ち着きのある世界へ入り込んでいく気がしました。雨が降ったら動物たちはだいじょうぶなのかな?という作者の優しい気持ちが、文章のなかに深くこめられているようで、こちらまで、動物達への思いやりが強まっていきます。
雨の降る日におうちで静かに読む一冊として最適ではないでしょうか。うっとおしいという雨のイメージを一掃してくれると思います。 (けいご!さん 30代・ママ 女の子11歳、男の子7歳)
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