バイクの修理代ほしさに高校生たちがネコを誘拐すべく奮闘する「誘拐者たち」、少女の一途な感情が思いがけない展開を呼ぶ「うす紫の午後」など、<仁木兄妹もの>と並んで人気の高い著者の<子どももの>から、書籍初収録作「やさしい少女たち」「影は死んでいた」を含む七編を厳選。ユーモラスでありながらほのかにダーク、忘れがたい余韻を残す子どもたちの探偵簿。【編集後記/若竹七海】
仁木悦子さんの「子どももの」ミステリの傑作選。
子どもが主人公のミステリですが、しっかりしていて、おもしろかったです。
ちょっとダークさがあっても、さっぱりというか読みやすいのも読みやすいのでいいと思います。
(みちんさんさん 30代・ママ 女の子5歳、女の子3歳)
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