中国の首都・北京。その中心をつらぬく中軸線にそって、南から北へ。北京のまちと紫禁城(現・故宮)を、あざやかな色彩と精緻な絵で紹介していきます。作者は、中国を代表する絵本画家の一人、于大武氏。巻末には、本文に登場する門や楼閣、廟、築山など、歴史的建造物のくわしい解説もついています。中国の歴史と都市のなりたちも理解できる、画期的な絵本です。日中同時刊行。
8歳の息子と読みました。
家族で見ている韓国ドラマ「奇皇后」で出てくる元の都、大都と、
皇帝の住む紫禁城がきっかけです。
紫禁城が今もあること、
北京の町は紫禁城を中心に規則正しく作られていること。
息子はなかなか興味津々でした。
途中で、「あれ、この絵本、
昔から今になってるみたいだよ!」と
私より先に気付いた息子。
北京の町を走る自動車で気付いたみたいです。
実は私自身も20世紀末に北京にいたことがある一人。
でもこの絵本に出てくる「鳥の巣」は当事にはなくて、
一番最後のページは、「私にも分からないものばかり」でした。
いつか「故宮博物館」を生で見せてあげたいものです。 (ムスカンさん 30代・ママ 男の子8歳、女の子3歳)
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