
ケンタロウはすいみんぶそく。
その理由は、死について考えたりするから。
何だかわからないけど、もやもやした気分がリアルに描かれます。
ケンタロウの吐くため息の「ヒュー」が重々しいです。
長谷川集平さんの作品は個性的なので、
好き嫌いが分かれるかもしれませんね。
私も最初は衝撃的に思いましたが、
読んでいくうちに、その世界の強いメッセージを感じ、
妙に気になる作家となりました。
ゲームの世界と、祖父の死という現実の対比で、
思春期に差し掛かった少年の心の動きが伝わってきます。
我が家の長男も思春期。
そんな意味で何かしら共感するものを感じました。 (レイラさん 40代・ママ 男の子13歳、男の子10歳)
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