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作: 岡村 志満子  出版社: くもん出版
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空へのぼる
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空へのぼる

  • 児童書
著者: 八束 澄子
出版社: 講談社 講談社の特集ページがあります!

本体価格: ¥1,300 +税

  • ハッピー・リユース・プログラム対象作品

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作品情報

発行日: 2012年07月
ISBN: 9784062832243

小学上級以上
四六判 198ページ

出版社からの紹介

いっそ、サイボーグだったらよかったのに。
小学五年生の乙葉は、木から落ちて骨折し、ボルトが埋めこまれた肩を、サイボーグみたいで案外気に入っている。サイボーグならば、傷ついたり、いらいらしたりしなくてすむから――。

乙葉は、線路脇の古家で、女ばかり――おばあちゃんと15歳年の離れた姉ちゃん・桐子、そしてメスねこのじゃらし――で暮らしている。
気の強い桐子は女庭師。巨木を切り倒す「空師」の軍二と付き合っている。
学校の「いのちの授業」に感動しながらも、自分の誕生にわだかまりを持つ乙葉と、予期せぬ妊娠に戸惑う桐子。
11年前、両親に棄てられたふたりは、それぞれにかかえる思いを、どう変化させていくのか。

わたしも、まわりのみんなも、だれもが自分の力をめいっぱいつかって生まれてきた――。
その事実が胸を打つ、ふたりの姉妹の物語。

ベストレビュー

自分って親にとってどんな存在なんだろう?

主人公は二人の姉妹。
1人は小学校5年生の乙葉。一見男の子みたいなやんちゃ娘。
もう1人は年の離れた乙葉の姉で造園業者で働いている桐子。
この二人に起きた出来事を軸に、物語は進んでいきます。
この二人の他に、子どもたちを置いて失踪してしまった両親の代わりに引き取り育ててくれた祖母の妹にあたる「おばあちゃん」と、
桐子の恋人の軍二、それに、学校の「いのちの授業」に来てくれた助産師の谷垣さんなどが主に出てきますが、
この谷垣さんというのがこの物語でキーマンで、彼女の存在が乙葉や桐子の生き方に大きくかかわってきました。

「親に捨てられた」と思い続けて生きてきた桐子(乙葉は小さすぎて良くも悪くも記憶がない)に、郡二が木に例えてかけた言葉が素敵でした。
どんなに伝いものがとでも、見方を変えれば違う想いが見えてくることもあるのだと改めて感じました。

思春期の子どもたちにぜひ読んでもらいたい1冊です。
小学生の高学年からでも、乙葉の目線で読めば十分読めます。
素直にとてもいい話だと思います。
自分て親にとってどんな存在なんだろう?そんな風に思ってしまう時期があったら、ぜひこの本を手に取ってみてください。
何か、分かってくること(見えてくること)があるかもしれません。
(てんぐざるさん 40代・ママ 女の子18歳、女の子13歳)

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