
七夕の織姫と彦星のおはなしを、初山滋の美しく神秘的な絵で。一見大人っぽい絵に見えますが、七夕の物語の幻想的な雰囲気が小さな子にも伝わってくるはずです。 かなしい愛の物語、二人の心情までも描き表されています。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)

むかしから人びとの心をひきつけてきた、かなしい愛の物語、七夕説話を、中国の話をもとにして、初山滋の幻想的な絵でおとどけします。

絵がとても綺麗ですね。4歳の息子には難しい感じですが
大人が読むとじーんときました。
男女の話と勝手に思っていたのに
家族の話もあるんですね。
このお話を読むと、織姫がわるいわけもないし
彦星がわるいわけでもない。
でも天が怒ってしまう。しかし天も悪いわけでない。
みんな怒りの気持ちもあり許しの気持ちもあるんだなと思いました。
だから、こういう話ですよ、というまとめかたではなく
こんなお話があるかもしれません。
空を見上げて、自分でも考えてみよう
感じてみよう、と子どもに伝えました。
そうやって、実際に自分で想いを馳せるのがいいなとおもいます。 (もぐもぐもぐもぐさん 30代・ママ 男の子4歳、男の子1歳)
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