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ばばばあちゃんたちが海の見える丘に登ると、小鳥が手紙を運んできました。入り江で大クジラが寝ていて、みんな困っているというのです。クジラを起こすためのラッパや大太鼓を持って海まで来たばばばあちゃん。ところが、みんなで歌い、踊ってどんなに騒いでも、クジラは起きません。そこでばばばあちゃんが取り出したとっておきのものとは? 「ばばばあちゃんのおはなし」8年ぶりの新作です。

「ばばばあちゃんシリーズ」の中で、とても読みやすい本だと思います。3歳の娘も最後まで飽きずに楽しんでいました。
「うみのまつりだドドンがドンドン」と、言葉の調子がよく、親子共に声に出してお祭り気分。
絵もとてもかわいらしく、海の生き物たちが沢山登場していて、娘は細部にわたるまで見入っていました。
海、祭り、花火が一度に楽しめる本です。 (しもごうまんさん 30代・ママ 女の子3歳)
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