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ジェーンとキツネとわたし
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ジェーンとキツネとわたし

  • 絵本
文: ファニー・ブリット
絵: イザベル・アルスノー
訳: 河野 万里子
出版社: 西村書店 西村書店の特集ページがあります!

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作品情報

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発行日: 2015年06月
ISBN: 9784890139590

A4変・上製・96ページ

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みどころ

この広い学校で、今日もエレーヌは居場所がないと感じている。あの子が書いたに違いない落書きを見つけ、バスに乗れば聞きたくもない自分の悪口が耳に入ってくる。そんな時、エレーヌは大好きな本「ジェーン・エア」を読み、その世界の中に閉じこもる。ジェーン・エアは孤児でつらい子ども時代を送るのだけど、やがて、かしこくて思慮深い大人の女性になっていき…。

繊細で引っ込み思案な少女の一日はとても長い。色々な出来事が、ちくちくと心にささるのです。エレーヌの中に少女時代の頃の自分を見つける人も多いはず。決して一人が嫌いな訳じゃないけれど。そんな時、堪えがたい出来事が起こるのが学校なのです。学年全員で合宿、しかも四泊!ともだちなんて、ひとりもいないのに。「人が生きていくには、戦術というものが必要なときがある」本の中のジェーンと同じように、エレーヌは、バスの中で集中しているふりをして、本を読み続けます。でも、その合宿の中で起きた出来事をきっかけに、エレーヌの周辺に小さな変化が起こっていき、やがてエレーヌは…。

カナダ総督文学賞を受賞した本作。読み終わった後、じわじわと静かに心を沸き立たせられるこの絵本の表現方法は、グラフィック・ノベルと呼ばれる小説とコミックと絵本が融合した独特なもの。けれども、主人公エレーヌの繊細な心の動きを表現するには、この方法が最良なはず。それほどイラストが素晴らしく、魅せられるのです。本の世界と現実を行き来する感覚。答えが明快でなくとも、確実に何かのきっかけとなっているキツネとの出会いのシーン。そして、なにより美しい色に彩られたラストシーンの風景。言葉がなくとも、エレーヌの歩いていく道が伝わってくるようで、涙が出てきます。

この絵本をどう受け止めるのか。実在する小説「ジェーン・エア」の役割とは何なのか。読む子どもの、読む大人の、環境や状況で大きく変わるのかもしれません。でも、丁寧にしっかりと描かれたエレーヌの物語のどこかに、共感できる部分がきっと見つかるはず。大切におすすめしたい一冊です。

(磯崎園子  絵本ナビ編集長)

ジェーンとキツネとわたし

ジェーンとキツネとわたし

出版社からの紹介

仲間はずれにされているエレーヌは、悪口を言われても、居場所がなくても、大好きな本『ジェーン・エア』を読んでやり過ごしていた。
ところがあるとき、学校の合宿に青い目のジェラルディーヌがあらわれてから、小さな変化が訪れて…。

少女の揺れ動く心をみずみずしく描くグラフィックノベル。カナダ総督文学賞受賞作。

ベストレビュー

キツネの意味は?

 学校で仲間外れにされ、悪意ある視線や悪口にずっとさらされているエレーヌは5年生の女の子。学校に居場所はなく、心はとても傷ついています。そんな彼女を唯一救ってくれるのは、今読んでいる本『ジェーン・エア』。本の世界にいる時だけ、エレーヌの心は穏やかなのです。

 そんなエレーヌですが、嫌々参加した学校の合宿がきっかけで友達ができます。それまでモノトーンで描かれていた彼女の世界は、色づいていきます。そして、悲しげな顔は笑顔に変わり、丸まっていた背中はピンと伸びていきます。

 自信を持ち始めると、エレーヌは、人の悪口に自分自身が染まってしまっていたこと、気にしなければ悪口は悪口でなくなっていくということに、気がついていきました。下校時、いじめっ子と、バイバイと手を振り合う場面は大変印象的です。

 思春期の女の子の気持ちやその変化が、コマ割りの絵で、読み手の心に迫るように描かれています。仲間外れにされている場面では心が痛くなりますが、同時に描かれている『ジェーン・エア』の揺るぎない物語世界の存在には、エレーヌと一緒にほっとする思いでした。

 合宿でエレーヌはキツネと遭遇します。タイトルにも上げられ、表紙の絵にもあり、かつ最後のページでも印象深く描かれているので、この本では、このキツネが大きな意味を持っていると思うのですが、このキツネに託した作者の思いがよくわかりません。自分から他者に心を開いた、第一歩ということかな?実は、読後、少し もやもやとしています。でも、人間関係に悩みを持っている思春期の女の子に「読んでみて」と薦めてみたい本です。
(なみ@えほんさん 50代・その他の方 )

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