ワンプたちが住む平和な星が、ある日、バッチィ星から来たバッチィ人に占領され、美しい星はたちまち汚されてしまいました。自然破壊のおろかさを訴えた作品。
50年も前の絵本で環境問題が扱われていて、面白い絵本です。バッチイ人と揶揄された人間は、環境を破壊しつくして、また自分たちの居場所探しに去っていくのです。
元々暮らしていた動物たちはどうなるのでしょう。
この絵本の救いは、ワンプたちが避難できていたことと、破壊し尽くされた環境の中に、復興を期待できる植物を見つけられたことです。
ワンプの星は蘇るのでしょうか。
バッチイ人である自分たちにとっては、この地球にしか居場所がないことも再認識しました。 (ヒラP21さん 70代以上・その他の方 )
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