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たろうは、お母さんから古いじゅうたんをもらい自分の部屋を作りました。そこへ猫のみーやがきて……。子どもたちの遊びを思いっきり発展させた楽しい絵本。
「待ち遠しい!春の絵本」に紹介されていたので読んでみました。満開のさくらを楽しめる、気持ちもウキウキ楽しくなる絵本でした。
「ねえ おかあさん ぼくじぶんの おへやが ほしいな」というたろうに、お母さんは赤いじゅうたんを広げ、「このじゅうたんを ひろげたところが たろうの おへやよ」と答えます。もうこのやり取りだけで、素敵だなと思いました。私だったら、「まだ早い、おおきくなったらね」と言ってしまうに違いありません。
たろうは廊下や窓際やお庭など、次々に快適な場所を思いつき、「自分のおへや」をつくって、お引っ越し。お友達も次々やってきて、最後には満開のさくらの木の下でおやつを広げてパーティです。みんなでお母さんが持ってきてくれたジュースを飲んでいる姿を見て、子供たちは「わぁ」と声を上げて喜んでいました。さくらが咲いたら、是非家族でお花見したいなと思います。 (クッチーナママさん 30代・ママ 女の子7歳、女の子4歳、男の子2歳)
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