
飯岡和好さんの絵もどこかいろっぽい絵本。
艶があって、精神的に成長してきた年頃にお薦めかも。
お母さんが、武士の幽霊の草之丞に恋をしました。
そしてできた子どもが僕。
僕が中学生になったのに、お母さんの草之丞に見せる仕草は、恋する乙女そのもの。
こんなお母さん見たことない。
中学生になって初めて父親と対面した僕。
三人三様のありかたが絶妙なのですが、この本の第一のポイントはお母さん。
お母さんが女性であることを痛感させられる絵本。
少し怪しげだけど、そして生まれたのが自分であり、父親が幽霊であることをのぞけば、一緒にお風呂に入ったり、家族でテレビを見たりするのだから素晴らしい。
読んだ子どもがどのように思うが、興味あるところです。 (ヒラP21さん 50代・パパ 男の子13歳)
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