ママとパパの心をぎゅっとつかむ絵本が誕生しました!
その名も『いっさいはん』。
ぐんぐん成長し変化していく子どもの、“1歳半”という「一瞬」のような時期をとらえて図解。
といってもこの絵本、けっして大人のため「だけ」のものじゃありません。
ちょっとお姉ちゃんお兄ちゃんになってきた子どもがまちがいなく楽しめます。
くすくす笑って「え〜」「おかしい」といいながら読みそうですが、きっとママやパパは「数年前のあなたよ!」と突っ込みたくなるにちがいありません。
「ぜんてんしたくて、おしりをおされるのをまっているポーズ」
「つねにごはんつぶまみれ」
「ちらかったものより、かたづいているものにきょうみがある」
「うつわにはなんでも、すなをまんたんにつめる」
どのページにも「あるある」がいっぱいです。
いっときも秩序が保てない1歳半の子どもとの暮らしは、経験しただれもがあまり思い出したくないくらいたいへんだった……かもしれません。
でも、忘れちゃいます。
この絵本を読むと思い出します!
そして愛らしさに胸がいっぱいになります。
もともとはminchi(みんち)さんがツイッターに描いていたイラストが反響を呼び、このたび絵本として出版されることになったそう。
子育て経験者は「ねえ、みてみて」と多くの人に教えてあげたくなる絵本です。
子育てが大変だと思っている、これから子どもを産むみなさんには、むしろ「このおもしろさ」を伝えたい!
お兄ちゃんお姉ちゃんになった子たちには、思いっきり愛情をこめて読んであげてくださいね。
(大和田佳世 絵本ナビライター)
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