
「とうがん(冬瓜)」から生まれたとうがん太郎は、困っている村人を助けるため、にんじゅつを使い、山賊にむかっていった……。

昔話っぽい渋めの絵が好きな娘が図書館で選んで借りた絵本です。
山賊に襲われ困っている村人たち、代々忍者の家柄だという太平さんは村長になんとかならないかと相談され、おじいさんが死ぬ時に渡された種をまきます。すると大きな冬瓜ができて、冬瓜を切ろうとしたらなかから「にん者とうがん太郎」が出てきます。
う〜ん、桃太郎に慣れ親しんでいる娘に「冬瓜」とは、ちと微妙。
でも、まあ読みすすめていくと、とうがん太郎があんかけとうがんの「あん」になって山賊を退治してくれるのですが、これって忍術なのか?とうがん太郎は忍者というより妖精かお化け的な存在です。
つっこみどころ満載ですが、深く考えずに読むには楽しいですよ。 (ぎんにゃんさん 30代・ママ 女の子3歳、男の子1歳)
|