コーカサスの昔話ということで、
異国情緒あふれるゴージャスな画面がいいですね。
訳者はロシア・東欧の作品の訳出で有名な内田莉莎子さんなので
安心ですね。
おじいさんの元気の源の金のりんごを盗んだ金の鳥を追って、
末息子のハサンは旅に出かけます。
数々の試練をくぐりぬけ、見事役目を果たしたハサン。
途中出てくる金の馬、金の魚もまばゆい美しさです。
助けてくれる灰色オオカミもとてもりりしいです。
旅の理由が父親を思ってのことと知り、「感心な子じゃ」と共感してくれた王様達。
ハサンの、ついつい欲が出て失敗するところもご愛嬌。
このあたりの人間くささが魅力的なんでしょうね。 (レイラさん 40代・ママ 男の子13歳、男の子10歳)
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