この本は「認知症の方とひざを寄せて読む絵本」
なのです。作者のお母さんがアルツハイマー病と
診断されてから、自分の母親と並んで座り
ひざを寄せて読み合うことから、希望が生れてくる
ことを知り制作されたそうです。
子どもたちとのお話しタイムも
ひざを寄せて読み合ったりすると
ただそれだけで親近感がわいてきて
共有の時間をもてたことに喜びを感じるでしょう
この本はそう言った要素をふまえて
「わたしは〜が好き」それだけの単調な
文章ですが「すき」ということばが
共通の喜びになって喜びや親近感を増していく
とてもすばらしい本だと思います
高齢化社会のなか、親子・または祖父母と
素敵な時間が過ごせそう!そんな予感がする本です (かおりせんせいさん 30代・ママ 女の子7歳、男の子4歳)
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