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舌切雀の絵本は、たくさん出ていることと思います。
こちらは、「新・講談社の絵本」の舌切雀です。初版本は、昭和十年代に出版されたという歴史の古い絵本です。それが復刊2001年に復刊されたものです。
絵を描いた鴨下画伯は、一流の日本画家でした。
登場人物たちの着ている着物の色柄の美しさは、流石です。
雀のお宿の雀達までもが、みな着物姿で現れ、とてもかわいらしく、美しく印象深いものがありました。
このお話は、五大昔話なので、知っている子も多いと思いましたが、とにかく美しい日本の絵を見てもらいたいこともあって、三年生の朝の読み聞かせで、読みました。時間は、ちょうど10分ほどで、読めます。勿論、知っているという声も聞こえてきましたが、みんなじーっと絵に見入って、最後まで聞き入っていました。
やはり昔話はいいですね。
とにかく見応えのある絵は、必見ですよ。 (はなしんさん 30代・ママ 女の子9歳、男の子6歳)
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