「フワーーー」
ぼくのあくび。 実はこれ、はじまりはかばさんなのです。 どういうことかというと…?
ジャングルにいたかばが一斉に口をあけて、 「フワーー」。 大きな大きな口がいくつもあって、大迫力のあくびです。 それを見たきりんにあくびがうつります。 「フワーー」。 長い首のきりん、高い所のあくびは気持ちが良さそう。 それを見て、次にあくびがうつったのは、ぞう。 その次は?そのまた次は?
そうやって、どんどんうつっていったあくびが、最後に…。 というわけ。 画面いっぱいに繰り広げられる「あくび天国」。 豪快なあくび、なんだか気の抜けるあくび、集団のあくび、一人静かなあくび。 他人のあくびって、こんなに面白かったっけ? とにかく、見ているだけで眠くなってきます…… 「グーーー」。 これ以上ないほど、幸せな眠りですね。
読み聞かせてもらうときは、「あくび」の上手な人にお願いするのがオススメですよ。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
はじめにかばがあくびをしたら,そのあくびがきりんにうつって「フアーッ」。 そのあくびがぞうにうつって……。読み聞かせに最適です。
寝かしつけには最高の絵本でした!!自分も眠たくなってしまうのが難点です・・・・。子供はこのお話を読んであげると、本当に絵本の中の登場人物みたいにあくびが止まらなくなっていました。その姿がとってもかわいかったです。 (イカリサンカクさん 20代・ママ 男の子4歳)
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