
ごちそうが食べたい一心で、人間に変装してやってきたきつねと、それを知っていながら、だまされたふりをする村人たちとのやりとりをユーモラスに描いたスリランカの絵本。

我が家の3歳、5歳、8歳の子どもたちがみな、大好きな絵本。我が家では、ワイワイと文中に出てくる歌をみんなで歌いながら読むのが定番です。
きつねのホイティが村の奥さんをだましてごちそうになります。でもだましていると思っているのはホイティだけで、実は奥さんたちにはきつねであることはお見通し。すっかり得意になっているホイティをからかい、奥さんたちがこらしめます。
「ホイティ トイティ ホイティティ♪」と文中に何度も出てくる歌がとても楽しいです。読みながら、最後にはみんなで大合唱になります。
そしてユーモアのある挿絵が、スリランカの大らかな人々の暮しを体験させてくれて、なんだかとっても気持ちがよいです。 (クッチーナママさん 30代・ママ 女の子8歳、女の子5歳、男の子3歳)
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