8歳の王さまは、なんでも大臣たちのいうとおりにしなければならないのを、とてもきゅうくつに思っていました。そんなある日、大切な王冠がカラスに盗まれてしまい…? 王さまが機転をきかせて大臣たちをやりこめる、昔話風のお話に、コールデコット賞受賞画家が絵をそえました。
8歳の王さまは、たくさんの大臣がいて、自分では何も決める事が出来ません。
自分がやりたいことも、することが出来ません。
自由になりたいと思っています。
ある日の出来事で出会ったかじやを、とても信頼して、たくさんの大臣をまとめる大臣にしてしまいます。
これで、王さまは自由にやりたい事が出来るようになります。
王さまは、なかなかの知恵者ということです。
大臣たちをあまり賢くないと見抜いて、かじやをそばに置き、
相談にのってもらいます。
本来なら、王さまがしっかりとして、国を治めていくべきでしょうが、
8歳では仕方のないことです。
でも、ずっとかじやに頼るのもどうなのかと、思ってしまいました。 (おるがんさん 40代・ママ 女の子13歳、男の子11歳)
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