雪だるまにのせたりんごが、だれかにかじられていました。雪の上には足跡がついています。「だれが来たのかしら?」女の子が足跡をたどって行くと、足跡は林まで続いていました。夜になって月が雪原を照らす頃、林の中から白いノウサギが出てきました。なぞの足跡は、ノウサギのものだったのです。ノウサギは、女の子の足跡のとなりにまた新しい足跡をつけながら雪原を渡っていきました。
女の子が、雪の上についた足跡を追いかけていくお話。
結局、足跡の主には女の子は出会えないんですが・・・・。
私は、なんとな〜く、足跡の主がわかりました。
でも、子供は全然予想もつかなかったらしくて、聞き入りながら、どきどき、ワクワク♪
最後に、「そうかー!」と喜んでいました。
冬の日の、足跡。
つい追いかけたくなるその気持ち、私も良くわかります。
小さい頃のことをちょっと思い出しました。 (れんげKさん 30代・ママ 男の子6歳、男の子6歳)
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