みみずくにつかまっちゃった、ひきがえるのウォートン。みみずくはウォートンを自分の誕生日のごちそうにしようと決めた。さて、かわいそうなウォートンの運命は…!?ひきがえるウォートンのゆかいな冒険と、心温まる友情の物語。
とて面白いお話でした。
ヒキガエルは冬眠するのが常識の冬に、
おいしいお菓子をおばさんに届けたいからと
お手製のスキー板で出かけたウォートン。
みみずくに捕まってしまいます。
そして数日後の火曜日、みみずくの誕生日のごちそうになることを宣告され・・・。
「いぼいぼ」なんて呼びつんけんしたみみずくジョージに
気立てのいいウォートンは誠実に接します。
そして毎晩、おいしいお茶とお喋りを重ねるうちに、ふたりの間には
友情のようなものがかすかに芽生え始め・・・・。
ねずみたちやキツネや、いろんな動物たちがでてきて
とてもワクワクするストーリーになっています。
好奇心旺盛で温かい心の持ち主のウォートンという主人公が
とても魅力的なので、読んでいるこちらの心までみみずくと
同じように温かくなり、雪がとけるように心がほぐれてくる心地がします。
どきどきはらはらするようなストーリーで、長いから4日くらいに分けて読みましたが、先が気になって一気に読みたくなりました。
小1の息子もとても面白かった様子。
学校のオススメ図書のお知らせで手に取りましたが、納得!の名作でした。 (10月さん 30代・ママ 男の子5歳)
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