普通の娘がひょんなことからある日、王さまのきさきになることに。しかしそれにはある条件があったのです・・・。
イギリスの代表的な民話である表題作『トム・チット・トット』そして『ちっこいちっこい』の計2編を収録。
初版は1978年。小学館刊行『世界のメルヘン絵本』シリーズの中の一作。 人気作品であるにもかかわらず長らく入手困難で復刊が待望されていた作品です。
まだ若き日のスズキコージによるイラストも魅力的。 読み応え、そして見応え十分のオールカラー、68ページ!
聞いたことがあるような題名だったので、借りてきました。
読み進めていくうちに、「なんだか『大工と鬼六』みたいだなぁ」と思っていたら、巻末に「ドイツでは『ルンぺルシュティルツヘン』日本では『大工と鬼六』が類話」とあって、ビックリ!
他にも似たお話があったんですね。
お話はとても長かったのですが、興味をそそられるお話と絵柄で、子供達も飽きることなく最後まで読むことができました^^
そのあとに載っている「ちっこい ちっこい」というお話は、「ちっこい ちっこい」という言葉が何度も何度も出てきます。
「『ちっこい ちっこい』やって(笑)」「『ちっこい ちっこい』ばっかりやなぁ(笑)」とこれまた子供達が楽しそう♪
でも!途中から空気は一変!
ちっこい女の子は墓場に行って、ちっこい骨を拾い、なんとスープにしようと持って帰るんです!
その骨を取り返そうと骨の持ち主(?)が家までやってきたところで、子供達はブルブル…><
最後「もっていけ!」で、骨を片手にうれしそうに走っていく絵を見て「あれ、なんやったん…?」と・・・
ちょっと怖かったけど、最後の挿絵は少しかわいらしい(?)ガイコツが載っています。 (ぽてぽてぽてとさん 30代・ママ 女の子6歳、男の子3歳)
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