お母さんのかしの木と別れたどんぐりたろうが、美しい自然の変化の中でやがて自分もかしの木になっていく様子を描いた絵本。
どんぐりたろうがこぼれおち、冬の寒さの中で眠り、
やがてかしのきたろうとなって成長する物語です。
それほどの激しいドラマもなく、淡々と静かに描か
れているのですが、自然のうつりかわりを感じられ
る大きな物語だなあと思いました。
ちょうど冬の初めのこんな寒い日に読んだのも
よかったのかもしれません。
おかあさんのきが男の子の家の机や本箱になったと
いうのも素敵だなと思いました。 (ぽこさんママさん 40代・ママ 女の子3歳)
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