ジャングルにすむナマケモノの兄弟が、樹上の広い空に、自分たちの夢をもとめて、ゆっくり、いそいで、冒険にでかけるお話。
梅雨の時期に何度か読み聞かせで読みました。
なまけものが2ひきでジャングルのパラソルを見に行くお話。
「パラソルってこんなかなー」と、くもの巣の雨つぶや鳥たちの雨宿りを見ながら、見たいなーという思いを膨らませながらパラソルをめざします。
わくわくしながら、でも、動きが遅いのでこちらは早く早くと思う。まさに「ゆっくりいそいで」です。
絵は細かく丁寧に書かれていて、見開きの迫力!色もきれいで見ごたえがあります。
他の動物に抜かされてしまう後半。2ひきであせりながら、励ましあいながら、もう少しとあきらめずにがんばってる姿は、子供たちも真剣に聞いてくれました。
最後は見れてよかったーとほっとあたたかくなります。
何度も読み返したくなる本です。 (ぷっこちゃんさん 40代・ママ )
|