ポルトガルの森で暮らすふくろう親子の愛情物語の実話をもとに、現地在住の染色画家夫妻が、光によって退色しやすいデリケートな染色画を使った美しい絵本を創作した。寒さに震え、けむりの消えたえんとつに乗っていておっこちてしまったふくろうの子をめぐるさまざまな愛情を、あたたかなヨーロッパ調の色彩で表現している。
ポルトガルの森で暮らす ふくろう親子の話です。
本当にあった話からヒントを得て、ポルトガルに住んでいる日本人2人が書いた本です。
お母さんと産まれたばかりの ふくろう2匹の お話です。
森の近くには、両親と離れておばあさんとねこと暮らしている家のトンネルに、ふくろうの子供が落ち、お母さんが助けるお話です。
母親は、どんなに大変な事があっても、怖い所でも、子供のためになら助けに行く母親のすごさを伝えています。
母親と離れて暮らす女の子の、寂しい気持ちも、よくわかる本です。絵も淡い色で優しい感じがして、心を和やかにしてくれます。とても素敵な本です。
親と子、共にゆっくりした時に読んでみてはいかがでしょうか。 (NON×2さん 30代・ママ 男の子8歳、女の子5歳)
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