友だち、恋人、家族、愛する人への想いを優しい絵とお話で表現するアンドレ・ダーハンの絵本の世界。その世界が濃縮されたようなこの新刊は、大切な人への想いが切々とストレートに語られています。照れくさい、という気持を一回取り払ってまっさらな気持で読んでみると誰の心にも響いていくはずです。 ちっちゃな魚に想いを寄せる猫。二人の距離を表した絵を追っていくだけでも心にじんわりきます。会えない時間の寂しさや悲しみ、一緒にいる喜び。一方的な様でそうでない幸せな愛のことばの数々。表現の豊かさに驚かされます。大事な人に言いたくても言えないまっすぐな言葉、角田光代さんの訳にのせてこの絵本が全部語ってくれます。 自分の周りの大切な人にプレゼントしてみては。勿論、親子の愛にもぴったり。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
「きみがいないと、月まできみに見えてしまう。」ちっちゃなさかなに想いを寄せるねこ。ときにさかなと一緒に過ごすゆめを見ている。すると…。恋人、家族、友だち、自分にとって大事な人へのまっすぐな言葉や想いがあふれるアンドレ・ダーハンの世界。
きれいなきれいなパステル画です。
白い余白がまた美しくって 一つ一つのページがポスターや絵葉書みたいに愛らしい。
1匹の猫のきもちが綴られています。
君がいないとお月様も君に見える。
君がいないとぼくは風に吹き飛ばされてしまう。
すっごく好きな気持ちがとってもストレートに描かれています。
子供達は、この気持ちわかるかなぁ?
なかよしのお友達ができたら読んでほしい
恋している人にも読んでほしい
大切な人ができたら読んでほしい
キュンとなれる絵本です。 (うららさん 30代・ママ 女の子6歳、女の子4歳)
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