
つるこちゃんがお母さんにあげるためのお花を摘んでいます。そしてその空は・・・ 「いまにもふってきそうなそらです。」 どんよーり雲ってて、本当に今にも何か降ってきそうな空なのです。でも何かって?あーその先は言いたくない。でも少しだけ言っちゃうと・・・。 なんと、ワニがふってくるのです!そして次はぞう!!そして次は!?どしーん!何てことでしょう。 「きょうはほんとうによくふってくるひです。」 こんなに突拍子のない、とんでもない事が起きてるのになんて素敵な話に仕上がっているのでしょう。趣まで感じちゃう。何ででしょうか。空から動物が降ってくる、しかもつる子ちゃんの所に次々と。この必然性があるのか無いのかわからない出来事が余計な説明は一切なしで淡々と起きるだけ。その独特の間を見ていると勝手に色々考えちゃうのかもしれません。もしかしたら、どこかにつながってる?つる子ちゃんが無意識で呼んだの?とか、つる子ちゃんには必要な出来事だったの?とか。 そしてこの独特の世界観を演出しているのが絵。ふってきそうな空の様子、ふってくる動物達の格好、つるこちゃんの表情、景色。もう雰囲気が抜群です。お母さんの登場シーンが一番素敵ですが。表紙を見る限りでは想像もつかないトンデモナイおもしろ体験を是非味わって! (磯崎園子 絵本ナビ編集長)

びっくりさせて ごめんね。 空からふってきたものは、いったい……?思わず笑顔になる絵本

女の子向けの可愛らしいナンセンス絵本です。
長新太さんなんかのナンセンスさとは違った斬新さがあって、楽しいです。
しいていうと、表紙絵のインパクトがちょっと薄いかな?
中身の面白さがこの表紙だとあんまり伝わってこないので、本屋さんや図書館の棚にちょこんとおいてあるだけでは子どもたちの手に渡らないんじゃないかな?って、気がしました。(ちょっと残念です)
文章は的確に必要なコトバしか使われていないので、想像力が広がります。
1ページ1ページめくるのがとても楽しい作品です。
このお話ではお花もたくさん出てくるし、全体的に黄色が多く使われているので、明るい春の4月から5月くらいに読むことをお薦めしたいです。
と、なるとこの時期、『母のイベント』がありますよね?
“母の日”の辺りに読んで見たら面白いかもです。
よく見たらこのこのお話のお母さんってば、スカート姿にサンダル履きでダイビングしちゃうという、とってもアクティブで楽しいお母さんですから、この本をお子さんに読んであげながら自分の(お母さん自身の)面白さを一緒にアピールできたら、お子さんとワクワク楽しいひと時を過ごせそうです。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子16歳、女の子11歳)
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