むかし、むかし、山また山の深い山奥に、小さな村がありました。ある日の夕方、やせこけてぼろぼろの服を着た小さな男の子が迷い込んできました。村の人たちはかわいそうに思って、みんなでその子を育てることにしました。名前をニューワとつけました。村の九頭の水牛の世話をするのが、ニューワの仕事になりました……。
小さな村に迷い込んだ男の子。
「ニューワ」と言う名前をつけてもらい、村人のために水牛の世話をする。
心優しいニューワの行動がとてもすばらしい。
村人や水牛のために、
「お礼はなんでもします」
とお願い事をする姿。
すごいね。と我が子供達。
りゅうぐうのおひめさまに むこを と言われても、村人や水牛の事を考える、素敵なニューワ。
心があたたまる本です。
文も長すぎず、じっくりと2年生の息子は読めました。
年中の娘も、嫌がらずに最後まで聞けた本です。 (NON×2さん 30代・ママ 男の子8歳、女の子5歳)
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