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この絵本の舞台になっているのは、西アフリカのガーナ。ガーナは金やカカオの輸出国として有名です。コフィくんが住んでいるアシャンティ地方のボンフウィレ村は、ケンテという鮮やかな手織りの布で知られています。 ガーナの市場や学校やお祭り、美しい布にきれいな家の壁……、コフィくんの“どこにでも飛んでいける魔法”で紹介します。
ガーナ共和国のコフィ君7歳に魔法をかけられて、コフィ君とガーナ国内の小旅行に行けた気分です。
ガーナは、1957年、アフリカ大陸で初のブラック・アフリカンが自ら勝ち取った独立国です。
ケンテの眩しい様な色彩と織りに興味を持った息子の調査によると、この色彩と模様は、独立運動への誇りと、国土への愛情が込められているそうです。
民族の団結や民族意識の高揚を目指して、独立後に作られた“新しい民族衣装”だそうです。
色彩にはそれぞれ意味があり、赤は自由のために流された血を、黄はガーナで採掘されていた黄金を、緑は自然を、青は海を、黒はアフリカの民としての自由を表現しているそうです。
どの写真のカットもこどもたちばかりではなく大人も美しい目をしていると思いました。
…すわって、めを とじて、心をひらいた。
この一文は、私たちにたくさんの可能性を教えてくれていると思いました。 (アダム&デヴさん 50代・ママ 男の子11歳)
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