つましい暮らしの中で、愛情豊かに生きる家族を、あたたかな色彩と素朴な語り口で描いた絵本。ロングセラー「かあさんのいす」の続編
「ほんとにほんとにほしいもの 」、「かあさんのいす 」、
「うたいましょうおどりましょう」という3部作の一冊です。
この3冊、家族が支え合い、互いを思いやりながら生きる姿に、
じーんときてしまいます。
「ほんとにほんとにほしいもの」では、ビンのお金で好きなものを
買うことになったローザの心の揺れが描かれています。
「これだ」というものを手にしても、なかなか決められない。
慎ましい生活の中で、みんなでやっと貯めたお金。それが
わかっているだけに、「ほんとにほんとにほしいもの」
なのか、自問自答するのです…。
読んだ後、自分や息子たちのモノとの付き合い方についても
考えてしまいました。
ほんとにほんとに大切にしたいもの・暮らしの中で大事にしたい
ことについて、立ち止まって考える時間をもらいました。 (のはらなずなさん 40代・ママ 男の子11歳、男の子6歳)
|