自然写真家・西村豊が4年以上の年月をかけて、干し柿づくりを追い続けた美しい写真絵本。今ではあまり見られなくなった干し柿づくりですが、「この伝統的な食文化を子どもたちに伝えたい」という、作者の強い思いのこもった意欲作です。美しく迫力のある、干し柿づくりの農家の風景の他、柿の実の成長や、子どもたちによる干し柿づくりの体験も紹介しています。干し柿を通じて、自然と人との関わりをあらためて考えさせられる絵本です。
素晴らしい!!
干し柿作りの過程の写真はもちろんですが
実際に子ども達が作る様子が続く場面に
感激です!
「渋い」表情を切り取った写真は素晴らしいです
実体験しないと
出来上がった自然の甘さが、実感出来ないと思います
そして、最後のページの
柿の実が木にひとつだけある写真
意味はおわかりでしょうが
昔からの人間の知恵、そして言い伝え
昔からの自然の食べ物・・・
あとがきにも、感心して読ませていただきました
本を閉じたら、あら?顔を発見!
たのしさ溢れる写真絵本です (しいら☆さん 40代・ママ 男の子18歳)
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