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たぬきのポンがなくしたしっぽを、いたちのチョロがひろいました。そして - - - 。黒のタッチを生かした絵が楽しいユーモア溢れる絵本。
あとがきに、このおはなしは作者が小学校4年生の時の担任の先生が作ったお話で、ひょんなことから絵本にする運びとなったとあります。
たぬきがだいじなしっぽを、ほろ酔い気分で帰っている途中に落としてしまい、結局どうやって取り戻したかと言うと・・・
よくある、ずる賢いキツネと純朴なたぬきのお話とも取れますが、私達もこういう経験ってありますよね。
すごく楽しくてハメをはずしてしまい、とんだ大失態をやらかすことってありがちです。
こどもにとっては、面白いとしか思わないでしょうが、ちょっとでもドジなたぬきくんの身になって考えてもらいたらいいな。 (イザリウオさん 40代・ママ 男の子10歳、男の子8歳)
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