ママをなくしたカバの赤ちゃんのお話
2004年に起きたインドネシアの津波で波で大海にさらわれ、ママをなくしたカバの赤ちゃんが、動物保護公演に保護されました。そこで新しいママをみつけるまでのお話です。実話をもとにした心あたたまる絵本です。
本当にあった話と聞いて、この絵本の切なさに重みを感じます。
まだ、自立できない赤ちゃんのカバが、海で母親を失ったとき、訳もなく母親を探し求めるのでしょう。
カバの赤ちゃんは人間に助けられて、動物園に入れられ、そこでカメと知り合います。
それが幸せだったのかどうかはわかりませんが、カバの赤ちゃんは、カメを母親として生きていくのです。
育ての親の愛情が伝わってくるけれど、いつかは本当の母親ではないことを知らなければならないのが、可愛そうです。
母親って偉大ですね。 (ヒラP21さん 60代・パパ )
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