世界の絵本の芸術300年の歴史が2冊の本に結晶しました。繊細な目と精神が向き合い、選び出した110人のイラストレーターの仕事の粋が凝集し、華麗な紙上美術館を作りました。
堀内さんは、とても勉強家であったらしく、110人のイラストレーターを紹介されたこんな図録のような本も出されています。
1では絵本の黄金時代からウィリアム・ブレイクまでが紹介されています。
堀内さんと親交のあった渋澤龍彦さんの手紙から、1の方がいいねというような記載が見つかり、この本も読んでみた次第でした。
見開きで一人の作家を紹介するというようなスタイルですが、短く端的にその作家を紹介するのは、意外に難しいもの。
雑誌のレイアウトもされていた堀内さんなので、取捨選択がお上手だったのだろうと思います。
西洋のものだけでなく日本の作家も紹介されていて、この本だけでも絵本作家の大筋の流れはわかるかもしれません。
堀内さんの仕事ぶりを知れば知るほど、すごい方だなあって思います。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子9歳)
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