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ユカラをかたることで病気をまきちらす神、パヨカカムイから村を救った狩りがへたで、貧しいアイヌの男の話。
第6回日本絵本賞 /よい絵本。
日本絵本賞受賞作品ということで読んでみました。
アイヌの昔話って、自然や神様、動物とつながりあっていて、
おそらく日本人の昔の人もそんな風に暮らしてきていたはずなのに
あまりそういう昔話がないのが残念です。
だからこそ、アイヌの昔話が懐かしく感じられるのでしょうが。
「クロニクル」など狩りのお話を読んできたせいか、
今まで以上にアイヌの昔話が面白く感じられました。
貧乏神様も味方につけるなんて、
家族を養う狩りの腕がなくても、
お話が上手いことが救うこともあるんだと
個性を認められた感じで内容もよかったです。 (まことあつさん 30代・ママ 男の子6歳、男の子3歳)
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