お母さんのお腹のなかで聞こえていたような、来島海峡のうずしおの音。空いっぱいの星と満月に光る静かな海の大合唱。造船所の船が海に入った瞬間。夏のカキ氷……。世界的に活躍中のジャズ・トランペット奏者が、幼少時から耳にして育った音の世界を言語化し、同郷の画家がダイナミックな絵で表現しました。子どもの心に響く音と絵が、華麗な競演を繰り広げる絵本です。
見覚えのある名前につい手にとりました。作者は 以前住んでいた町の出身でした。方言も 最近までよく聞いていたので 嬉しくなりました。同郷の二人によって 故郷が絵本になって色んな人に読まれる・・・。ステキな事ですね。違う地方の方にも この荒れる来島海峡から生まれた本を 是非読んでほしいと思いました。 (フェラざるくりくりさん 30代・ママ 女の子11歳、男の子8歳)
|