何やら怪しい雰囲気の手品が出てきて不思議な呪文を唱えます。 「あんどら、いんどら、うんどら!」 穴あき仕掛け絵本でページをめくる度に「あっ!」と手品を盛り上げます。 派手なしかけではないけれど、何度繰り返し読んでも納得しちゃう味のあるつくり。 この絵本は月刊誌「こどものとも年少版」で出ていた頃からおはなし会などで人気があり、話題になっていたようです。めくっていく面白さも当然ながら、この劇場の様な独特な雰囲気が気分を盛り立ててくれるのかもしれませんね。 待望の単行本で発売です。
(磯崎園子 絵本ナビ編集長)
なにやら怪しげな手品師が、たまごに呪文を唱えます。すると、たまごは大きな花に! 今度は、アヒルを筒に通しながら呪文をかけると、なんとアヒルはウサギに早変わり!
土屋富士夫さん、好きです。
小学校で読み聞かせボランティアをしているのですが、
「もっちゃうもっちゃうもうもっちゃう」も「よりみちエレベーター」
も使わせていただきました。
これもどうかな?…と思い、主人と6年生の息子に練習してみたら、
反応はイマイチでした。
絵本はページをめくれば絵がかわるものだから、かな?
息子は穴がわかりにくいから、しかけがわかりにくいと…。
でもこれ、ちいさなお子さんがご家庭で読むには、とってもとっても面白いと思います。
私も読み聞かせの練習ではなく、一人でめくって読むときは、
「え?え?」と、前のページに戻して、しかけの面白さを楽しみました。 (あみむさん 30代・ママ 男の子11歳)
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