水俣病、大変な辛い体験をされた方達がいます。
この本は、そのことを子ども達に伝える、未来に向けた、明るい本です。
とても、読みやすく、小学校の読み聞かせにも向いていると思います。
地震のため、おばあちゃんをなくした、神戸の男の子が、同じ震災の被害にあった新潟に引っ越すところから、物語は始まります。
2つのお地蔵さんの意味を最後の解説で読んで、切なくなりました。
水俣病のような、人間の過ちで起きる悲しい事件、病気を2度と起こしてもらいたくないです。
娘達も、聞きやすいし、水俣病について分かってよかったよ!と話してくれました。
心に残るとてもいい絵本です。 (ププポポさん 30代・ママ 女の子12歳、女の子6歳)
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