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読み聞かせに最適な日本昔話シリーズ。人喰い大蛇が、にぎりめしをパクパク食べて、満腹になってにげていくという、かわいいお話。リズミカルな文章と、ユーモラスな絵が子供の想像力を刺激します。
息子の命を救うべく、知恵を絞り出した父親。
けれどやまほどのにぎりめしを持たせた時に、おそらく息子にその理由を伝えてなさそうだなと思いました。
それでも息子は父の言いつけを守り、また自分なりに機転を効かせて大蛇に立ち向かう。
そこに家族の絆が感じられました。
そして、にぎりめしをたらふく食べて、おなかいっぱいになったから、お前を食べるのはやめよう、という大蛇が何とも呑気だなあと思いました。
(hime59153さん 40代・ママ 男の子6歳)
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