壁ぬり職人アンジェロじいさんのしごとは、古い教会の壁をぬりかえ、古びた彫刻に新しい命をふきこむこと。ある日、仕事中によわったハトを見つけたアンジェロは、しかたなく家につれてかえり、手当てをした。はじめはぶつぶつ文句をいっていたのに、しだいに看病にうちこむようになり、やがてハトとアンジェロは大の仲良しになって……。 別れをつげる最後の瞬間まで相手を思いやるアンジェロじいさんの死を、さわやかに感動的にえがく。コルデコット賞受賞作家がえがく、心あたたまる物語。
年老いた壁画彫刻師と傷ついた一話の鳩の物語。舞台はヨーロッパかな?壁に彫刻をする年老いた男と、瀕死の鳩との出会いと別れのお話。ともすれば感傷的になりがちなお話だけど、絵がとてもユーモラスで暖かくて素敵。一応ハッピーエンドかな。 (ピンピンさん 60代・じいじ・ばあば )
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