|
チェコの代表的な童話作家ラダの、とびきり楽しいお話です。森のキツネが字とことばをおぼえ、人間をだしぬいて森の番人になるまでが、楽しくユーモラスに語られます。
人間のもとでかわいがられていたきつねが家を出て一匹で生きていくお話です。
きつねといえばやはりずるがしこいというイメージが一番に浮かんでしまいます。彼もそんなきつねのお話を子供に聞かされていたせいかずるがしこいきつねを目指しますが…。
人間に育てられたせいか純粋なところもあり、やや世間知らずなきつねくんが失敗したり成功したりで面白かったです。
人をだますのに成功しても胸にひっかかるところがあったりと心根はいいきつねくんです。 (みちんさんさん 30代・ママ 女の子3歳、女の子1歳)
|