ぞうのパブロは展覧会に絵を出すのが夢。 でももうすぐ展覧会なのに、うまく描けずに悩んでいます。 友だちのアドバイスで外で風景を描くことにしました。 まあまあの絵が描けたところで、お昼ご飯、ちょっと横になるとパブロは眠ってしまいました。 すると……。
2歳の娘に読み聞かせしましたが、さすがに少し早すぎたようで、絵が可愛く興味津々でしたが、ストーリーを楽しむには、もう少し大きくなってからの方が良さそうです。
他の方のレビューにもありますが、「夢」が大きなキーワードとなっています。でも表紙・裏表紙の1枚絵や、最後のページの絵を見ていると、あれは本当に夢だったのかなと想像が膨らみます。
読み手に想像の余地を残してくれていて、大人が読んでも楽しい作品だと思います。
美術仲間のシマウマが縞模様の抽象画を出展したりと、クスリと笑えるところもお気に入りです。
子供が大きくなったら、是非また読んでみようと思える1冊でした。 (パパも絵本好きさん 40代・パパ 女の子2歳)
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