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お父さんが木の下に置き忘れたナイフを捜して、森の中の木々をたずねて歩く、マルチンと子犬のお話。 素朴な様式化された絵のかわいい絵本。
1981年に発行されています。
作者は「もぐらのずぼん」シリーズが有名ですよね〜。
絵はエドアルドと同じチェコスロバキア生まれのヘレナ・ズマトリーコバーです。
この絵本はお父さんがうっかり落としてしまったナイフを探しに、
マルチンと飼い犬(どうも名前がないか名前が『こいぬ』のようです)が森のあちこちを探して歩くお話です。
ちょっと「むっ」っと思ったのは、自分でちいさな息子に「ナイフを探しに行ってくれ」みたいなことを言っておいて、
「迷子になったかと思った」としかるお父さんって、どうよ?
父親として、ホントにこういうことをしたら、マルチンの成長によくないなと、思いました。
小さなサイズの絵本です。
絵ははっきりしていて、文章も読みやすい感じです。少人数の所でのお話会でしたら、読み聞かせなどで読んであげても子どもたちには楽しいかもしれません。
読んであげるなら4,5歳くらいからかな〜。
いろいろな気も登場するので、植物好きの人にもお薦めです。 (てんぐざるさん 40代・ママ 女の子17歳、女の子12歳)
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