「アンパンマンのように強くなりたい!」アンパンマンにあこがれるハピーが、アンパンマンと一緒に、ばいきんまんのわるだくみに立ち向かっていきます。
上の娘がアンパンマン中毒で、数々絵本も読んできましたが、
私は、この作品の2つのメッセージが一番気に入りました。
主題である「強さとは何か」
その答えを教えてしまうのでなく、
子ども達に考えさせる形なのも良いと思います。
それと「人は誰だって間違いを犯すもの」ということ。
ハピーの間違いを、アンパンマンはそう言って責めはしません。
勿論贖罪が必要なほどの間違いは別ですが、
些細な失敗や間違いは誰にもあり、時に間違いながら成長していくのですもの。
失敗を過度に恐れたり、誰かの失敗を騒ぎ立てたりすることなく、
しなやかな本当の強さを身に付けていって欲しいな、
私も一緒に身に付けたいな、と感じる絵本でした。 (ももうさ♪さん 30代・ママ 女の子3歳、女の子1歳)
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