55階に住むテンペイは世間知らずの子猫。窓から見えるすべての物が、とても気になります。そこで初めての大冒険を計画しますが。
娘は猫が好きで、猫が主人公のこの本も、自分で見つけてきました。
高いマンションの一室で飼われている猫が、下をちょろちょろ動いているものが何か知りたくて、勇気を出して出かけていきます。
上から眺めていた世界は、マンションの一室とは大違い。
その様はちいさなこどもが少しずつ親の膝元をはなれて
外界と触れ合っていくイメージに似ているように思います。
母として読む私は、とてもハラハラした気持になります。
娘は、この本の最後の決め台詞の「にゃーごー」が特に好きで、
そこに来るといっしょに「にゃーごー」とないて猫の真似をします。 (やこちんさん 30代・ママ 女の子2歳)
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