だるまちゃんととらのこちゃん だるまちゃんととらのこちゃん
作・絵: 加古 里子  出版社: 福音館書店 福音館書店の特集ページがあります!
だるまちゃんととらのこちゃんになったつもりで、子どもの「落書きしたい」気持ちを存分に楽しんでください。でも実際に真似っこしたら、ただでは済まないのでご注意を!
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子うさぎましろのお話
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子うさぎましろのお話

  • 絵本

作品情報

発行日: 1970年01月
ISBN: 9784591005309

幼児〜小学初級向
全国学校図書館協議会第21回選定「よい絵本」

 クリスマスの日、もうひとつプレゼントが欲しい白うさぎのましろは、炭をこすりつけて黒うさぎになりすましサンタクロースのおじいさんに会いに行きます。おじいさんは黒うさぎはましろだと知っていましたが、種をひとつ渡してくれました。
 帰り道、ましろはおじいさんにうそをついたことを悔やみ、体の炭を落とそうとしますが落ちません。ましろは泣きながら、もらった種を神様に返そうと雪を掘りました。ましろが埋めた種は春になって芽を出し、次の冬には大きなもみの木になりました……。

 静かなクリスマスを物語る、日本の代表的クリスマス絵本。白地にパステルで描かれる線画タッチの絵が、雪の美しさと白うさぎましろの子供らしい純粋さを表現しています。プレゼントが欲しくてうそをついてしまうましろ、悪いことをしたと反省するましろ、報いのために種を返そうと必死になるましろ……、ましろの行動はとても人間的で、共感する子供たちも多いのでは。サンタクロースのおじいさんを手伝い、分け合うことの素晴らしさが描かれる最後には、温かなクリスマスのメッセージが込められています。
――(ブラウンあすか)

サンタクロースからもらったおかしを食べてしまった子うさぎのましろは、またほしくなってもらいにいくのですが・・・。

○あらすじ
クリスマスの日、白うさぎの子「ましろ」も、サンタクロースのおじいさんから贈り物をもらいました。
けれど、もっと何かほしくなったましろは、黒うさぎになりすまして、もう一度おじいさんに会いにいきました。
おじいさんは、ましろに、小さな「たね」をひとつくれました。
しかし帰り道、ましろは、おじいさんに嘘をついたことをくやみ、たねを神様に返そうと、雪をほって、森の土の下に大切にうめました。
やがて春がきて、たねをうめたところから一本の木がのびだしました・・・。

○編集部より
1970年の刊行以来、毎年クリスマスが来るたびに読み継がれてきた絵本です。
子うさぎ・ましろとサンタクロースのおじいさんのやりとりのなかに、こどもと大人の、あたたかな関係がみえてきます。

神様の木だよ

 サンタさんからもう1つプレゼントをもらいたくて、体に炭をこすりつけ、別のうさぎになりすまして、うそをつく子うさぎのましろ。

 子どもは、時に、バレバレのうそや言い訳をすることがあるものです。自分自身の幼い頃にも覚えがあります。ましろのように、動機や理由は、本当に子どもらしい純粋なものなのだけれど、大人は、その気持ちを汲み取ってあげようとする前に、「うそはいけない」と、正義を盾にして、頭ごなしに叱りつけてしまうことが多々あるのではないかと思います。

 うそと知りながら、黙ってそれを受け入れ、ましろに種を手渡すサンタさん。子どもの「芽」を摘まない、というのはこういうことなのかと、目の覚める思いでした。その芽がやがて立派な若木に成長し、こんなにも人を喜ばせることのできる大木へと育っていく。まさに子どもの将来を物語っているように感じました。

 最初は、「欲張りはだめだよ」と言っていた娘も、
「このたね かみさまに おかえししておこう。土のなかへ うずめて」
ましろのこのセリフに、にっこり。そして、たくさんの金銀のベルや、おもちゃ、お菓子をつけた美しいもみの木を見て、「ぼくの木じゃなくて、かみさまの木だよ」というましろの言葉に、私も深い感銘を受けました。子どもも授かったものだと思うと、つい粗雑な心が出てしまうものですが、大事な預かりものをしていると思えば、もっと大切にしなければ、という心にもなれます。「かみさまの木だよ」というましろの真っ白な心を忘れないでいたいな、と思います。
(ガーリャさん 40代・ママ 女の子6歳)

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作:佐々木たづ / 絵:三好碩也出版社:ポプラ社絵本ナビ

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