左官の金太郎、大金の入った財布をひろい、落とし主の大工の吉五郎に届けに行ったところ、「おせっかいなまね、しやがったな」と、どなられるしまつ。
「出てった金は受け取れねえ、ひろったおまえのもんだ」
「せっかくもってきたものを」と、互いにひっこみがつかず…。
家主も手を焼いて、お奉行のお裁きをうけることに。
★ひとこと秘話
今回二人を裁いたのは、名奉行と名高い大岡越前守。
テレビの時代劇でも大活躍でおじいちゃん世代なら、よ〜く知っているはず。
奉行所のようすや、役人に出で立ちなど、時代考証が大変で、川端さんは江戸村や映画、絵図などの資料を参考にしたそうです。
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