いくさが始まり、あずかりの子(人質)のひめさまの命があぶない! わ くわくする冒険でいっぱいの、むかしむかしのお話です。
「ひよどり城」で預かり子(人質)として育てられた姫様のお話。戦いが始まり、姫様の身の上に危機が迫ります。
小学中級向きですので、息子と一緒には読まずに私が1人で読みました。ストーリー展開がおもしろく、先がどうなるのかが気になりました。
昔話の中にファンタジー要素を盛り込んだお話ですが、元々昔話は不思議な話が多いので、違和感なく話に入り込めました。
「石の道祖神」「ゆびぬき」などが伏線として重要な役割を果たします。
緻密に構築された文章がすばらしくあっという間に読めました。読後感がさわやかなのも気に入っています。 (はなびやさん 40代・ママ 男の子5歳)
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